【初心者必見】アイアンショットの打ち方を基本から分かりやすく解説

初心者ゴルファー初心者ゴルファー「アイアンを上手く打ってPAR3でワンオンしたいな。」「アイアンショットでダフリやトップが少なくなれば100切りができると思うんだけど・・・」
今回はそんな初心者ゴルファーさんのアイアンに対するお悩みを解決する記事を書きました。
最後までじっくり読んで頂き、アイアンショットの正しい知識を身に付けてほしいと思っています。
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アイアンはラウンド中に使用することが多いいクラブです。
結論から言ってしまうとアイアンが上手く打てるようになるとスコアをまとめることができます。
つまり初心者ゴルファーが効率よく、スコアメイクできるようになるにはアイアンの上達が近道なのです。
しかし、アイアンの基本基礎を知らなかったり、あるいは間違って理解しているとアイアンを上手く打つことができません。
基本を、しっかり理解して繰り返し練習をすることが、ゴルフ上達には重要なのです。
今回の記事では初心者ゴルファーはもちろん、アイアンショットを苦手にしている経験者にも読んでほしい内容になっています。
基本基礎は分かりやすく、さらに即効性を感じて頂ける練習ドリルやコツを多数紹介しています。
ぜひ、アイアンの苦手克服、アイアンのレベルアップにお役立てください。
本記事の目次
- 初心者が身につけたい基礎基礎
- アイアンショットのボールの位置
- アイアンショットののスイング軌道
- アイアンを上手く打つコツ(ショートスイング)
- 具体的なアイアンの練習方法(ショートスイング)
初心者ゴルファーが知っておくべき基本基礎
グリップ(握り方)
ゴルフ初心者や腕の力が弱い人、手の小さい人はインターロッキンググリップがオススメです。
インターロッキンググリップとは左手人差し指と中指との間に右手の小指を入れて指と指とを絡める握り方です。
指を絡めて組みわせることのより左右の手の弛みが少なくなるので安心してクラブを握りことができます。
そんなこともあってゴルフ初心者や腕の力が弱い人、手の小さい人はインターロッキンググリップがオススメなのです。
左手の握り方
・左手こぶしが2つ見える
・V字が右肩を指す
左右の指の絡め方
・左手の人差し指と中指の間に、右手の小指を絡める
・力を入れ過ぎない
・指と指との隙間を無くす
アドレス(構え方)
初心者ゴルファーさんにアイアンを打つ前に気をつけてほしいことが4つあります。
肩のライン
正面から見て肩のラインは、右肩が少しさがります。
その理由は左手より右手のグリップを下にしてクラブを握るからです。
右肩を少し下げることで上半身は5~10度傾きます。
さらに体重配分は左5:右5が基本です。
上半身の曲げ方(前傾)
上半身は股関節から前傾させましょう。
初心者ゴルファーは前傾が浅かったり、骨盤ではなく溝落ちから曲げてしまったりします。
その理由は股関節から上半身を曲げることで、上半身が伸び上がってしまうフォームの崩れを予防できるからです。
つまり安定したフォーム作りにはとても大切なのです。
そんなこともあり上半身は股関節から前傾させましょう。
膝の曲げ方
膝は少し曲げましょう。
少し掘り下げて説明をすると、ドライバーショットより膝を深く曲げてください。
その理由はクラブの長さが短くなると体と地面の距離が近くなります。
そんなこともあり、クラブの長さに合わせて膝を曲げて構えることが自然なのです。
ちなみに曲げ方が浅いとトップのミスが出やすくなり、深すぎるとダフリのミスが出やすくなります。
自分のミスを自己検証して膝の曲げ具合を変えてみても面白いと思います。
肘の向き
両肘は少し内側へ絞りましょう。
その理由は両肘が外側へ向いてしまうと、スイング中に脇が開きやすくなるからです。
具体的にはスイング軌道がズレてしまったり、ミート率が低くなります。
そんなこともあり両肘は少し内側に向けるのが基本なのです。
バックスイング
両腕を伸ばしたまま、腰の高さまでクラブと腕を上げます。
その位置から右肘をたたみ(ヒンジング)ながらクラブを上にあげていきます。
この時に左肘は伸ばしたまま、左肩は回転し続けてください。
さらに体の軸が右へ流れないことにも注意したいですね。
クラブヘッドの軌道はシャフトプレーン(赤い線)の上を通ることが基本です。
トップポジション
トップポジションとはスイング中に両手の位置が一番高くなる動作のことを言います。
バックスイングからダウンスイングへ切り返しの位置でもあります。
ダウンスイング
ダウンスイングとはトップスイングからクラブをボールに向かって振り下ろす動作のことをいいます。
具体的にはトップからクラブを振り下ろし、ボールを捉える瞬間であるインパクトまでの動作のことを言います。
ちなみに正しいダウンスイングをすることでダフリやトップ、スライスやフックなどの大きなミスを抑制することがが出来ます。
さらにダウンスイングでは骨盤の回転→胴体の回転→肩の回転→腕の振り下ろしが基本です。
インパクト
インパクトとはボールがフェース面に当たる瞬間のことを言います。
ちなみにインパクトのクラブフェースの向きやクラブの芯でボールを正確に捕らえられたかどうかが、ショットの良し悪しに大きな影響を及ぼします。
フォロースルー
フォロースルーとはインパクト後からフィニッシュまでの動作のことを言います。
このポジションでは体重が左足に乗っているか?左肘は外れていないか?上半身は突っ込んでいなかなどのスイングチェックが必要な場所です。
フィニッシュ
スイングでのフィニッシュとはボールを打った後体が回転し終わって静止した状態のことを言います。
正面からフィニッシュを見たときに、左足と頭が一直線になっていること(Iフィニッシュ)が基本です。
アイアンのボールの位置
アイアンのボールの位置は番手により変わることが基本です。
- 6番アイアンより長い番手は真ん中
- 7番アイアンは体の中心(スタンスの真ん中)
- 8番アイアンより短い番手は真ん中より右
その理由は6番アイアンより長い番手はクラブの特性として「右へボールが飛びやすい」「ボールが上がりにくい」からです。
ボールを左へ置くことでボールが右へ飛びにくくなり、さらに高いボールが打ちやすくなります。
反対に8番アイアンは「左へボールが飛びやすい」「ボールが上がり過ぎてしまう」などのミスがでやすくなります。
それを抑制する為に真ん中より右へボールを置くことが良いのです。
アイアンのスイング軌道
アイアンはダウンブロー(上から下へ鋭角に打ち込む軌道)が基本です。
しかし、みなさんの使っているアイアンのデザインが「キャビティーバック」「ポケットキャビティー」などを使っている場合はレベルブロー(払い打ち、滑らせて打つ)でもOKです。
アイアンを上手く打つコツ(ショートスイング)
アイアンショットを上手く打つにはビジネスゾーン(右腰から左腰くらいのふり幅)をいっぱい練習しましょう。
最初は小さいふり幅で練習をして、徐々に振り幅を大きくしていくことが、アイアンショットを安定させる近道なのです。
ここでのポイントは、なるべく手首はロックしておき肩や骨盤の回転をしっかり意識してスイングすることです。
つぎの段階ではバックスイングで出来たコッキング(手首の角度)をキープしたままで体の回転でスイングをしていきましょう。
手首の角度をキープしながらの腕の振りと、肩、骨盤の回転を組み合わせることがスイングなのです。
そして練習で使うクラブは9番アイアンがオススメです。
理由は初心者ゴルファーにとって9番アイアンは振りやすい長さであり、さらにボールが上がりやすいからです。
つまりやさしいクラブだかなのです。
具体的なアイアンの練習方法(ショートスイング)
練習のポイントは4つです。
- 両腕で出来た三角形をキープする
- 右首の角度をキープする
- 前傾角度を保つ
- 肩、骨盤を回転させる
ではさらに深掘りして説明していきましょう。
両腕で出来た三角形をキープする
三角形とは肩と腕でできた逆三角形のことです。
スイング中、右腰から左腰くらいの小さいふり幅ではこの三角形をなるべくキープすることが基本です。
初心者ゴルファーさんは手首が弛み、結果的に三角形が崩れやすいので注意が必要です。
両腕に力が入り過ぎないようにしながら三角をキープして肩、骨盤の回転で腕クラブを振りましょう。
右首の角度をキープする
スイング中は手首の角度をキープしましょう。
さらに手首の角度をキープしたままで肩、骨盤の回転を組み合わせます。
前傾角度をキープする
さらに前傾姿勢は上下動をしないようにキープしたままスイングをしましょう。
前傾が安定しないと、正しくボールを捕らえられなくなりダフリ、トップが出やすくなります。
つまりミスショットが多くなるのです。
肩、骨盤を回転させる
ゴルフスイングは、シンプルに言ってしまうと腕の振りと肩、骨盤の組み合わせからできています。
さらにその回転を小さい振り幅から徐々に大きくしていくこと(膝の高さ→骨盤の高さ→肩の高さ)が、フォーム作りの近道になります。
これにより肩、骨盤の回転の仕方、腕の振りと回転の組み合わせ方、ミート率のアップなど、ゴルフスイングで大切なことを効率よく学ぶことが出来るのです。
まとめ
アイアンは飛距離よりも方向性を重視するクラブです。
その理由はグリーンや旗を狙って打つクラブだからです。
さらにアイアンでフォーム作りをしたあとで、長いクラブ(ドライバー、ウェアウェイウッド)を練習すると効率よくゴルフ上達することができます。
まずはアイアンで安定したゴルフを作り、スコアメイクに繋げていってくださいね。