【ゴルフスイング】右肩甲骨を意識してフォーム作りをする3つのコツ
2022.09.16更新
こんにちは宮下芳雄です。
今回は右肩甲骨を正しく使い方フォームを作る方法をテーマに記事を書きました。
こんなゴルファーさんいませんか?
バックスイングで右肩甲骨が詰まる感じがして悩んでいる!
そもそも右肩甲骨はどう使えばいいのかな?
そんなゴルファーさんはこの記事を最後まで読んで自主練習の参考にして下さいね。
右肩甲骨が使えると飛んで曲がらなくなる
結論を言ってしまうと右肩甲骨が正しく使えるようになると飛距離が出るようになります。
その理由は正しく肩甲骨が使えると肩が90度以上回転させることができるからです。
具体的には…
肩が90度以上回転できるとクラブヘッドを加速させるための助走距離が長くなります。
そうするとヘッドスピードが速くなり結果的に飛距離が出るようになります。
しかし私がこう言うと…
助走距離は長くなるけどミート率が悪くなるのでは?
飛距離は出ても方向性が不安定になりそう!
たしかにその通りだと思います。
この記事を読んでいるあたながミート率や方向性を重視したゴルフをイメージしているのでしたら、
肩甲骨を使って肩を深く入れるスイングはしなくても良いと思います。
しかし、多くのゴルファーさんはボールを飛ばしたいと願っているはずです。
そんなゴルファーさんは右肩甲骨を使い肩をしっかり回転させたスイングをしてほしいと思います。
スイング中の肩甲骨はこう動かす!
この項目では正しい右肩甲骨の動かし方を解説していきます。
順序立てて説明していきましょう。
① バックスイングの右肩甲骨の使い方
まずバックスイングでは右肩甲骨を支点にして腕を上にあげていきます。
バックスイングについてもっと詳しく知りたいな!
バックスイングについて詳しく知りたい方はYouTubeを参考にしてくださいね。
※バックスイングの上げ方
② ダウンスイングでの右肩甲骨の使い方
ダウンスイングでは、アドレスの位置より右肩甲骨を下げながら回転運動をします。
右肩甲骨は下げてもいいの?なんかダフリそうな気がするけど …
そんな方は下のYouTubeを見てください。右肩甲骨を下げる理由がわかりますよ!
③インパクトでの右肩甲骨の使い方
インパクト~フォロースルーでは右肩甲骨を前に出さないようにアゴの下へ押し込みます。
その理由はゴルフは上半身を前傾させて肩を回転させるスポーツだからです。
前傾して肩を回転させると分かるんですが、アドレスよりも右肩が下がることに気づくことに気づけるはずです。
④ フィニッシュの右肩甲骨の使い方
フィニッシュではシャフトを右肩甲骨へ当てるイメージでクラブを振り抜きます。
一連の流れの中で意識をし続けることはとても難しいので、
スロースイングで素振りをしたりスイングを5分割に分けてフォーム作りをしてみてくださいね。
右肩甲骨をスムーズに動かすコツ
右肩甲骨をスムーズに動かすにはコツがあります。
じつは私は毎年、筑波大学でゴルフを勉強しています。
先生はゴルフ業界で有名な白木教授です。
先日、解剖学を踏まえたバックスイングの上げ方を教わりました。
その講義で何度も使われていたワードが「招き」です。
この招くとは「お客様を招き入れるときの右手の平動作」のことです。
詳しく説明しましょう。
親指を上にすると肩甲骨がスムースに動く
写真のように親指が上を向くようにしながらバックスイングをするのです。
これが「招く」という動作です。
これにより、右肩甲骨の制限が解除されて、とてもスムーズに腕が上に上がるようになります。
親指を下にすると肩甲骨は動きにくくなる
ちなみに親指を下にして腕を上げようとすると、かなりキツくなります。
つまり人間の体の構造上、親指を上にした方が肩が回りやすく出来ているのです。
皆さんの中に右肩甲骨が硬かったりバックスイングで肩が回らない方はぜひお試しください。
今回は以上です。ではHave a nice golf !