右肩甲骨を意識してフォーム作りをするときに意識する3つのこと
こんにちは宮下芳雄です。
今回は右肩甲骨の使い方をテーマに記事を書きます。

エンジョイゴルファーさん「バックスイングで右肩甲骨が詰まる感じがして悩んでいる」「そもそも右肩甲骨はどう使えばいいのかな?」
そんなゴルファーさんはこの記事を最後まで読んで、次回の練習の参考にして下さいね。
本記事の目次
- 右肩甲骨が使えると飛んで曲がらなくなる
- 右肩甲骨は、スイング中にこう動かす
- 右肩甲骨をスムーズに動かすコツ
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右肩甲骨が使えると飛んで曲がらなく
右肩甲骨が使えるようになると、飛距離が出るようになります。
その理由は肩甲骨が使えると肩が90度以上回転させることができるからです。
そして、肩が深く回転できるようになるとクラブヘッドを加速させる為の助走距離も長くなり、結果としてヘッドスピードが速くなるのです。
しかし、こう書くと「助走距離は長くなるけどミート率が悪くなるのでは?」「距離は出ても方向性が安定しなそう」と思う方もいるでしょう。
たしかにその通りだと思います。
このブログを読んでいる皆さんが、ミート率や方向性を重視したゴルフをイメージしているのでしたら肩甲骨を使って肩を深く入れるスイングはしなくても良いと思います。
しかし、多くのゴルファーさんはボールを飛ばしたいと願っているはずです。
そんなこともあり、私は右肩甲骨を使い肩をしっかり回転させたスイングをしてほしいと考えています。
右肩甲骨は、スイング中にこう動かす
この項目では正しい右肩甲骨の動かし方を解説していきます。
順序立てて説明していきましょう。
バックスイングでは右肩甲骨を支点にして腕を上にあげていきます。
ダウンスイングでは、アドレスの位置より右肩甲骨を下げながら回転運動をします。
インパクト~フォロースルーでは右肩甲骨を前に出さないようにアゴの下へ押し込みます。
フィニッシュではシャフトを右肩甲骨へ当てるイメージでクラブを振り抜きます。
一連の流れの中で意識をし続けることはとても難しいので、
スロースイングで素振りをしたり、スイングを5分割に分けてフォーム作りをしてみてください。
右肩甲骨をスムーズに動かすコツ
じつは右肩甲骨をスムーズに動かすにはコツがあります。
一昨年、私はT波大学でゴルフを学んでいました。
先生はゴルフ業界では有名人のS教授です。
講義では、解剖学を踏まえたバックスイングの上げ方を教わりました。
その講義で何度も使われていたワードが「招き」です。
詳しく説明しましょう。
この招くとは「お客様を招き入れるときの右手の平動作」のことです。
写真のように親指が上を向くようにしながらバックスイングをするのです。
これにより、右肩甲骨の制限が解除されて、とてもスムーズに腕が上に上がるようになります。
ちなみに親指を下にして腕を上げようとすると、かなりキツクなります。
つまり人間の体の構造上、親指を上にした方が肩が回りやすく出来ているのです。
皆さんの中に、右肩甲骨が硬い、バックスイングで肩が回らない方はぜひお試しください。
今回は以上です。
ではHave a nice golf !