なぜゴルファーはドライバーでOBを打ってしまうのか?

なぜゴルファーはドライバーでOBを打ってしまうのか?

OBが多いゴルファーさん「毎回OBが多くて100が切れない。練習場はいいんだけどコースに来るとドライバーでOBばかり。OBを打たないコツってあるのかな?」

そんなゴルファーさんのお悩みを解決します。

本記事の内容

  • OBは言霊(ことだま)で出てしまう?
  • プロゴルファーはなぜOBを打たないのか?
  • 持ち球が作れればOBを減らすことができる!

現在の私はプロゴルファーになって20年、ゴルフ場でレッスンを始めて15年、レッスン開催数は3700回を越えました。
今回はそんな長年の経験からOBを打たない為のノウハウをお話します。

ではご覧ください!

OBは言霊(ことだま)で出てしまう?


みなさん、OBを打ってしまった時のことを思い出してください!
そのときに「OBが出そうな気がする!」「OBを打ったらどうしよう」などなど、
ショットをする前にすでにOBが出てしまうかのようなマインドになっていたりしませんか?

そこで私がお勧めする思考が3つあります。

  1. ポジティブシンキング
  2. 行動目標を意識する
  3. 打ち直しのつもりで打つ

ポジティブシンキングについては、「俺はできる!」「フェアウェイにボールを飛ばせる!」など前向きな思考でティーショットをすることです

普段からミスが多かったとしても、前向きなマインドを意識しましょう。

行動目標とは、簡単に言うと「スイング動作」のことです

ふだんの練習のように「トップの位置に気を付けてボールを打とう!」「下半身主導を意識しよう」などスイングという行動を意識することです。

しかし、多くのゴルファーは「OB打ちたくないな!」「曲がったらどうしよう!」など結果を意識してしまいがちになります。

結果を意識するのではなく行動(スイング動作)を意識すれば、練習のようなスイングができて、結果もよくなります。

打ち直しのつもりで打つ思考については、開き直ってスイングをすることです

多くのゴルファーが経験しているはずです。OBを打ったあとの打ち直しは、意外にグッドショットだったりしますよね。

同伴者からも「最初にあのボールが打ててたらね!」と声を掛けられたこともあることと思います。

ティーショットを打つ前に「これから打つのは打ち直しだ!」と思考できると、良い結果が出ることがあります。

プロゴルファーはなぜOBを打たないのか?


当たり前ですがプロゴルファーはあまりOBを打ちません!
その理由は2つあります。

  • ドライバー以外のクラブを選んでいる
  • ティーアップの仕方の工夫をしている

プロゴルファーはOBを打たないために、そもそもドライバーを使わずにティーショットを打っています
トーナメント中継を見ていると意外にドライバー以外のクラブを使用しています。

そのためには普段の練習でフェアウェイウッドやユーティリティ、
アイアンで低いティーアップで打球するトレーニングをしておく必要があります。

どうしてもOBを打ちたくない人は、ドライバー以外のクラブを磨きましょう!
ティーアップの仕方にも2つの方法があります。

1つ目は高さです

ティーアップが高いとボールのつかまりが良くなり右へのミスが少なくなります。
右サイドがOBの場合はとても効果があり有効な方法です
反対にティーアップが低いとつかまりが弱まるので左サイドがOBでは有効ですね!

2つ目はティーアップする場所です

トーナメントプレイヤーの習慣として右がOBのケースでは右へティーアップをして、フェアウェイの左サイドを対角線に狙っていきます。
対角線に狙うことでコースを広く使えるイメージが沸くからです。
左がOBの場合はまったく逆のことをしています。

持ち球が作れればOBを減らすことができる!


私も含めてプロゴルファーやゴルフ上級者の多くは「持ち球」を持っています!

なみに私はドローボールが持ち球です。
そんなこともあり目標に対して右へボールを打ち出して、左へ戻す球筋を常にイメージしています。
そして実際のラウンドで右がOBのケースでは迷わず右のファアウェイを狙ってティーショットをします。

これは、仮に上手くドローが掛かればフェアウェイど真ん中、ドローが掛からなくても右のフェアウェイ、
さらにドローが掛かり過ぎてしまった場合でも左ラフくらいで収まってくれます。

つまり持ち球を作り、それを上手く生かしてプレイすればOBの確率を低くすることができるのです

最後にまとめ

やはりOBを減らすためには練習が大切です。普段からの練習でボールが曲がり過ぎないフォームを作ることはとても重要です。

しかし、多くのエンジョイゴルファーさんは限られた時間の中でゴルフを楽しんでいるのが現実です。

そんな皆さんに「コツ」という形で今回の記事に書いたことに挑戦してほしいと思っています。

エンジョイゴルファーの皆さんが秋ゴルフでOBの数が少しでも減ってくれることを願っています。

ではHave a nice golf!

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