みんなが挫折するシャロ―イング、原因は○○だ【練習方法も紹介】
2021.02.09投稿
意識高い系ゴルファー「シャロ―イングってよく聞くけどなに?」「シャロ―イングになると何がメリットなの?」「他のYouTubeを見たけど上手くいかなくて悩んでいる」
そんなゴルファーさんのお悩みを解決します。
YouTube版でも公開しています
動画で学びたい方は、YouTubeからどうぞ。
情報量が多いいので分かりやすいです。
本記事の目次
- シャローイングってなに?
- なぜ多くのPGAツアー選手がシャローイングでスイングをしているのか?
- シャローイングを身に付けるスイングイメージ
- シャローイングを身に付ける練習方法
シャロ―イングってなに?
シャローとは、直訳すると「浅い」という意味です。
シャローイングとはゴルフではダウンスイングでクラブヘッドがボールに向かう角度(入射角度)が浅くなっていることを言います。
日本では、1~2年前から頻繁に使われ始めましたが、
アメリカやオーストラリアでは昔から使われているゴルフ用語なんですね。
このシャロ―イングができると「ヘッドスピード」を速くできたり「方向性が安定」するメリットがあります。
次の項目では、なぜPGAツアーの選手がシャロ―イングでスイングをしているかを説明します。
なぜ多くのPGAツアー選手がシャロ―イングでスイングをしているのか?
出典:https://www.express.co.uk/sport/golf
PGAツアー選手の多くが、シャロ―イングを取り入れています。
とくに強烈シャロ―イングをやっているのが、セルヒオ.ガルシア選手、キャメロン.チャンプ選手ですね。
そんなシャロ―イングのメリットを3つ紹介しましょう。
今まで興味の無かった人も、これを知ればシャロ―イングに興味がでるはずです。
入射角やスイングプレーンを鋭角(スティープ)にできるから。
これにより打ちこみ過ぎを抑制することができます。
ヘッドスピードを意図的に速くできるから。
その理由はクラブヘッドを加速させる助走距離を長くできるからです。
ちなみに鋭角なダウンスイングスイングはこの助走距離が短くなってしまうのでヘッドスピードを出しにくくなります。
方向性が安定するから
なぜ安定するかと言うと肩、骨盤の回転を使ってのスイングができるからです。
具体的にはアームローテーションではなくボディーを使った回転でスイングをするので、
クラブフェースの開閉が少なくなり、結果として方向性が安定するのです。
こう私が言うと「じゃあシャローイングの反対であるスティープはいけないのかな?」と思う方もいるかもしれませんね。
スティープは絶対に悪いわけではないのですが、デメリットの方が多いかもしれません。
その理由を説明していきましょう。
ダウンスイングのスイングプレーンが鋭角(スティープ)だと、
オーバーザトップというスイングエラーを起こしやすくなります。
具体的には「アウトサイドイン軌道」「入射角度が鋭角」になってしまうのです。
これによりトップポジションからの助走距離が短くなりヘッドスピードを上げにくくなります。
つまり飛距離がでないわけなんですね。
さらに入射角が鋭角になるとバックスピン量が増えて飛距離が出なくなったり、
バックスピンが多くなるとボールの曲がりも大きくなるので方向性が安定しません。
そんなこともありスティープにならないようにフォーム作りをすることが正解なんですね。
シャロ―イングを身に付けるスイングイメージ
最後にシャローイングの動作イメージを紹介しましょう。
ここでも順序立てて説明をしていきます。
- トップポジションからスタート
- ダウンスイング時に手の高さは変えずにクラブヘッドを垂直に下ろす(ポイントは腕の脱力)
- 肩、骨盤を回転させながらクラブヘッドをシャフトプレーンに重なるようにダウンスイングを続ける
- イメージとしては右肘を内側に向けながら垂直に下ろし、右脇を閉めながらクラブヘッドをシャフトプレーン上に戻す感じです
この時のポイントはフェースが開きやすくなるので、掌屈を意識しながらダウンスイングをすることです。
シャロ―イングを身に付ける練習方法
結論から言ってしまうと、動作チェックしながらリハーサルの素振りと打球を組合せましょう。
さらに器具を使うと練習効率を上げることができます。
- トップポジションで一度スイングを止める
- シャローイングをチェックしてハーフウェイダウンまでクラブを下ろす
- もう一度トップポジションへ戻す
- イメージをそのままに打球をする
- 繰り返す
大切なポイントは右肘を内側へ向けながら体の回転でボールを打つことです。
ここまで見て頂いてありがとうございます。
シャロ―イングだけでなく、フォーム作りはとても大変です。
上手くいかないのが当たり前だと思って練習してくださいね。
挫折しながらも繰り返しトレーニングをしてシャロースイングを身に付けてください。
今から始めれば春ゴルフに間に合うはずです。
出は今回は以上です。
Have a nice golf !