こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
今回はフォーム作りをするときの不安や、最新のスイングメソッドを発見できる「スイングの本質を知れるおすすめ本5選」を紹介します。
ここに載せている本は、私なりに厳選をしたので自信を持ってオススメできます。
素晴らしいゴルフレッスン書に出会い、ゴルフ上達を目指してほしいと思います。
そして、いっぱいゴルフの本を読みたい方は「Kindle unlimited(キンドルアンリミテッド)」に登録しておくべきですね。
Amazonの電子書籍が読み放題になるので、このサービスを使わずにジャブジャブお金を使って本を買っている人は少し考えてみても良いかもです。
ゴルフだけでなく好きな本を読み放題で月額980円って価格設定大丈夫ですかAmazonさんって思ってます。笑
① モダン・ゴルフ
著者:ベン・ホーガン
ベン・ホーガンはアメリカの伝説のプロゴルフプレーヤーです現役時代は最強のゴルファーと言われ、The Hawk(鷹)の異名を持ち、強い精神力と、理論的なスイングに基づく高いテクニックにより、ほかのPGA選手から驚異とされました。プロになってからは、1年間で10勝を挙げるという圧倒的な強さを誇っていました。その後、不運にも交通事故に会い一時は歩くこともできず現役引退かもと言われていました。しかし、事故から11ヶ月後にトーナメントに奇跡の復活をしました。さらに全米オープンで優勝を果たし、PGA選手としての完全復活をしました。1997年に84歳で逝去。
モダンゴルフはゴルフレッスン書における永遠のバイブルと言っていい書籍です。
あらゆるゴルフレッスン書は、モダン・ゴルフをベースに書かれているといっても良いくらい圧倒的な内容!
モダン・ゴルフは、50年以上も前に書かれたレッスン書とは思えないくらいモダンであり、
著者の中でベン・ホーガンが、書いている理論や練習方法は、現代でも変わらぬ原理原則です。
その証拠としては「ホーガンプレーン」は、現在もスイング軌道をレッスンなどで解説するときに使われています。
まさに現代のゴルファーに、あらためて読んでほしいレッスン書なのです。
② 自分史上最高の飛距離が手に入るスイング
著者:藤本敏雪
藤本敏雪コーチは、10年以上の指導経験の中で「GGスイング」「4スタンス理論」を学びました。さらにパッティング計測機パットラボでのレッスンなどを経験したとのことです。欧米基準ゴルフ理論である「Pivotandturn」のレッスンをプロゴルファーやトップアマチュア向けておこなっています。インスタグラムやYouTubeでは多くのフォロワーを集めており、現在多くのゴルファーから注目されているゴルフコーチです。
この本では藤本コーチが実際に渡米し、
アメリカで大人気であるるジョージ・ガンカス氏直伝の世界基準のスイング理論(GGスイング)を分かりやすく紹介しています。
驚くのはその中身です。
なんと言っても今までのゴルフセオリーとは真逆なのです!
例えば・・・
- 「体の動きを止めるのはもう古い! 回転力で振る」
- 「体重移動はしないで! 両足で地面を踏もう」
- 「ボールを引っぱたかず、フェースの向きはそのまま」
などなど・・・。
当たり前ではありますが好スコアを出すためには、ボールを飛ばして曲げないスイングをすることです。
さらにスコアを安定させるには、いつも同じよう再現性高くスイングができること。
くわえて体への負担が少なく怪我のリスクも少ないことも大切!
それを可能にしてくれるのがGGスイングであり、この本の中でそのことが分かりやすく書かれています。
そして、ゴルフキャリアの少ない方にもGGスイングを体得できる練習方法やドリルも解説されています。
迷わず読んでほしいレッスン書ですね。
③ 東大ゴルフ部が実践! ゴルフを科学する
著者:井上透
井上透コーチはアメリカに渡り最新のゴルフ理論を学びました。帰国後、1997年ツアーから日本初のツアーコーチとして男子ツアーに帯同。コーチをしてきたプロは、佐藤信人プロ、中嶋常幸プロ、加瀬秀樹プロなど多く有名プロばかりです。現在は、成田美寿々プロをはじめとし、穴井詩プロ、竹内美雪プロなど多くのプロのレッスンをおこなっています。そして2016年より東京大学ゴルフ部の監督に就任。2019年から始めたYouTubeでは、すでにチャンネル登録者が5万人を越えています。
東京大学ゴルフ部監督を務める井上透の東大式ゴルフ第2弾です。
第2弾である今回のテーマは「ゴルフを科学する」です。
本の中では「なぜゴルフが上手くならないのか?」「なぜミスをしてしまうのか?」などの悩みを、
分かりやすく明確にしてくれます。
つまりプロゴルファーやゴルフ上級者とのスイングと自分のスイングを比べ、その違いを感じとるなのです。
さらに限られた時間の中でゴルフを上達させるには、
科学の力を借りながら効率よく練習することが近道です。
これまでの日本ゴルフレッスンで少しフワフワしていた部分を科学的に解説をしてくれているところがオススメできる本書です。
東大ゴルフ部の科学的アプローチ
- 科学が証明した「常識のウソ」
- 「ナイスショットの正対」科学で解き明かす
- スイングとミスの因果関係を科学する
- スイングにおける「個性」を科学する
④ 世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法
著者:板橋繁
Gold One Golf School ディレクターオブゴルフ。全米ゴルフ教師インストラクター協会日本支部(USGTF JAPAN)主席試験官。日本体育大学大学院体育学修士課程修了。専門はトレーニング論と身体動作学。日本体育大学ゴルフ部時代は、同期の伊澤利光プロとともに活躍。卒業後は、日本体育大学ゴルフ部コーチ兼スポーツトレーニングセンターに勤務。オリンピック選手とプロゴルファーのトレーニング指導を担当。日体大ゴルフ部男子部コーチ・女子部監督に就任。細川和彦プロや平塚哲二プロを指導する1995年に渡豪、ジェイソン・デイの母校・ヒルズ学園高校ゴルフ部監督に就任。2002年からは豪州のトップチームを指導するA Game Golf Academy日本人担当コーチに就任。運動力学を主体にした独自のコーチング理論とメンタルコントロール論を確立し、ツアープロのコーチングも担当。
この本は劇薬です。
ゴルフ経験者向けに書かれた本だからこそ、初心者にも読んで欲しい。
初心者が少しゴルフに慣れてくると「ゴルフを初めたけど、その先はどうなるの…?」となるハズ。
まだゴルフ初心者の人には、想像できないかもしれませんが、少し上手くなった後の世界はどうなるか超おすすめの本。
もしあなたがアスリート男子だったり、色々ものにハマりやすい人なら、超オススメの一冊です。この本は中級者以上向け。
ゴルフを極めたい人は「アスリートゴルフ」「競技ゴルフ」も面白いゴルフの楽しみ方です。
初心者には想像もできない「未来のゴルフライフ」「少し先のゴルフスタイル」のゴルフ上達法や楽しみ方が書かれています。
ガチでゴルフが上手くなりたい人やアスリートゴルファーを目指したい人は「ゴルフテック(GOLF TEC)
」もオススメ。
1995年にアメリカで設立され、全米ゴルフレッスン市場の25%を占めるゴルフスクールです。
受講者の96%が上達を実感する科学的根拠に基づいたゴルフレッスンカリキュラムで実績もあり超オススメ。
手前味噌になりますが、私がおこなっているコースレッスン(JGMオンコレ)もオススメです。笑
⑤ 世界のトッププロが使うゴルフの基本テクニック
著者:吉田洋一郎
吉田コーチは北海道出身。2019年ゴルフダイジェスト・レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞しています。世界的に有名なゴルフコーチであるD・レッドベター氏に2度に渡り世界一流のレッスンメソッドを直接学びました。また毎年、海外へ渡り、ゴルフ最新理論の情報収集と研究活動も行っているとのこと。米PGAツアー、ヨーロピアンツアーには取材で訪れ、リアルタイムなPGAツアーや選手の様子、さらには海外のゴルフコーチについても最新の情報を知っています。
この本は、最先端のゴルフ理論、ゴルフティーチングを実際に受けた吉田コーチのレッスン書です。
D・レッドベター、P・コーウェンなど世界を代表とするゴルフコーチ直伝の「スイングメソッド」を、
吉田コーチが、日本人ゴルファーにも分かりやすく、そして理解できる言葉に噛み砕いて本の中で紹介をしています。
これまでゴルフで言われてきたセオリーにこだわることなく、
世界的なゴルフコーチから直接学んだ最先端でありながら、スタンダードなメソッドと基本技術を紹介。
さらに日本人がこれまで勘違いをしていた○○○も本の中で解説をしています。
初心者ゴルファーには基本基礎の学びを、ベテランゴルファーにはこれまでに付いてしまった悪癖などを、
改善する方法を具体的な方法を入れながら説明しています。
今回は以上です。
Have a nice golf!
[…] ➔ゴルフスイング不安から逃れたい人へ、スイングの本質を知れるおすすめ本5選 […]