【簡単】片手でアプローチ練習をしないとゴルフ上達が遅くなる【練習方法も公開】
2022.06.16更新
こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
今回は片手でアプローチ練習するメリット、その練習方法を紹介します。
エンジョイゴルファーさん「手打ちでアプローチショットをしてしまう癖がある。アプローチでダフリ、トップの両方が出てしまう」
そうなってしまうと、せっかくショットでグリーン周りまでショットを運べても、
アプローチで大きなミスをしてしまい、最悪の休日になってしまいますよね!
そうならないようにする為に今回の記事を最後まで読んで頂いてゴルフ上達のヒントを見つけてほしいです
今回の記事は3項目です。
本記事の目次
- 片手でアプローチをするとクラブの重さを感じてボールが打てる(クラブに仕事をさせる)
- 片手でアプローチをすると左右の手のバランスが良くなりダフリが出なくなる
- 片手でアプローチをする具体的な練習方法
ではじっくり読んでください。
YouTube動画でも解説しています
動画なので情報量が多く分かりやすいです。
ゴルフ初心者の方やゴルフを苦手にしている方でも簡単に理解できます。
片手でアプローチをするとクラブの重さを感じてボールが打てる(クラブに仕事をさせる)
結論、片手でアプローチをすると、クラブの重さを強く感じることができます。
じつは、クラブの重さを感じて練習をするとアプローチが上手く打てるのです。
その理由は、
「クラブの重さを感じる→クラブの重さでダウンスイングできる」 「クラブの重さを感じない→自分の力を多く使いダウンスイングしている(手打ち)」
そんなこともあり、片手でアプローチをしてクラブの重さを感じながら練習してほしいのです。
合わせて読んでほしい
【基本】アプローチショットで失敗しない方法【初心者にも読んで欲しい】
片手でアプローチをすると左右の手のバランスが良くなりダフリが出なくなる
アプローチショットでは左右の手の力加減を均等にしましょう。
ちなみに右手主導でアプローチをしている人は、ダフリのミスが多く出やすくなります。
とくに日本人は右利きの人が多いということもあり、
右手主導でボールを打っていたり、右手に力を入れ過ぎてアプローチをしていることが多くあります。
この右手主導の打ち方が、過剰になりすぎると、皆さんが大嫌いな「ダフリ」「ザックリ」のミスになってしまうのですね。
そんなこともあり左右の手の力加減を均等にしてほしいのです。
次の項目では、どうやったら左右均等の力加減でアプローチができるようになるかを説明します。
その方法を順序立てて説明していきます。
片手でアプローチをする具体的な練習方法
最後は練習方法です。
分かりやすく紹介しますね。
①左手一本でクラブを持ちます(女性は右手を左肘の上に添えて補助しましょう)
低くティーアップして打ちましょう。
ティーアップすることでやさしく練習をすることができます。
②左手一本でボールを打ちます(ちゃんと当たらなくてもOK)
このときに左腕とクラブが一直線になることを意識したいですね。
フリップにならないように気を付けることも重要です。
くわえて肩、骨盤の回転も組わせることもお忘れなく!
※フリップとは、左腕とクラブが一直線にならないで「くの字」になってしまう動作のこと
③今度は右手一本でクラブを持ち替えます(右肘の上に手を添えましょう)
ダウンスイングでは右手のコックをキープすることを意識しましょう。
④右手一本でボールを打ちます
バックスイングで出来たコックがほどけるとダフリ、トップの原因になります。
⑤最後に両手でボールを打ちましょう
片手で打ったあとに両手にすると、
今まで感じたことがない感覚になり、
クラブが操作しやすく感じられ、結果的に打ちやすく感じるはずです。
片手打ちのアプローチにより左右の力加減のバランスが整います
さらに応用編も紹介しましょう。
ダフリのミスが多くて悩んでいる人は左手一本での打球を集中的に行いましょう。
左腕が強化され、安定して左手リードで打てるようになります。
これによりダフリを抑制する効果ができるのです。
最後に片手打ちのアプローチの注意点です
私も最初この練習をしたときは、ボールが上手く当たりませんでした。
3日くらい練習すると慣れて、初心者ゴルファーさんでもできるようになります。
少しだけ我慢して継続練習してみてくださいね。
くわえてラウンド中は、この練習を素振りに置き換えてあげると同じ効果をプレーしながら出すこともできます。
今回は以上です。
まだ春先は芝生が枯れて芝生自体に厚みがありません。
一年のうちで一番アプローチショットが難しい時期が今なのです。
今回紹介をした方法を自主練習でもぜひ試して頂いてゴルフを楽しんできてください。
ではHave a nice golf!