プロゴルファーなら引退覚悟のアプローチイップスを直す方法!
2022.08.08更新
こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
今回は「アプローチイップスの直し方」をテーマに動画をお届けします。
こんな方いませんか?
イップスで悩んでいるゴルファーさん「バックスイングで手が動かない、反対に切り返しで手が止まってしまう。ボールが5センチした飛ばない酷いザックリが出たことがある」
そんな方は、今回の記事を最後まで読んで頂いてイップスを直すヒントを見つけてください。
そしてまだイップスの自覚症状のない方も、イップスになってしまったときに改善方法の知識を知っておいてくださいね!
ではスタートです。
そもそもイップスってとは?
イップスとは、 プレー中に手や腕などが動かなくなったり、
イメージするような動作ができなくなる運動障害のことを言います。
例えば・・・
- バックスイングで手が動かなく
- ダウンスイングで腕が止まってしまう
- インパクトでクラブヘッドが15センチ手前に下りてしまう
などなど、通常ではありえないような動作になってしまうことをイップスと呼んでいます。
次の項目では、イップスの原因を紹介します。
イップスになってしまう原因とは?
そんなイップスの原因は、ザックリやトップといった大きな失敗をしてしまうと、
その失敗が脳に強いショックを与えてしまい、
結果としてそのショックが原因で手や腕が、思うように動かなくなってしまうのです。
2013年LPGAの賞金女王になった森田理香子プロもそれが原因でアプローチイップスになってしまったとのことです。
最後の項目では、そのイップスを直す方法を紹介します。
続けて最後もご覧ください!
スタイル別イップスの直し方
最後は具体的なイップスの直し方を紹介します。
ゴルファーのスタイルによって効く効かないがありますので、
ぜひすべての方法を試して、自分にあったイップス改善法を見つけて下さいね!
ちなみに私は心眼でボールを打ってイップスを克服した経験があります。
①思考でイップスを直す
まずは思考からです。
ピンに寄せたいと思わない!
ピンに寄らない普通でピンによったらラッキーだと思うようにする。
イップスの人はこう志向するだけで、気持ちが楽になりイップスを抑制できたりします。
②テクニックでイップスを直す
テクニックについては、ずばりリリースを意識することです。
100%ではありませんが、イップスで悩んでいる人の多くが、腕が縮みリリースが出来なくなっています。
ザックリが出て怖くなり手を縮める。
そうすると今度は酷いトップが出る。
今度は右腰を下げたり、過剰に右肩を下げてボールを打つようになる。
こんな悪いスパイラルになってしまい、どんどん腕をリリースさせることが出来なくなるのです。
つまりイップスの人は、まず腕を伸ばして、手首をしっかりリリースさせる必要があるんです。
そうすると「ダフリが怖いので無理」と思う方もいるでしょう。
そこで大事なのが道具です。
具体的には、ロフトは56度より少ないウェッジでソールが広く、バンスは12度以上のものがいいです。
私が個人的にオススメするウェッジは概要欄にリンクを貼ってありますので、興味のある方はご覧ください.
③練習方法でイップスを直す
10Y以内の短い距離をコツコツ反復練習をしましょう。
このときも結果を気にせず、淡々と無心でボールを打つ。
でも無心が難しい人は、動作を一つだけ気を付けてボールを打ってみてください。
具体的には、「リリースだけ意識しよう!」「右骨盤を下げないようにしよう!」などなどです。
④心眼でボールを打ってイップスを直す
ずばり言ってしまうと目を閉じて、心眼でボールを打ってみてください。
つまりボールを見ないで感覚だけでボールを打つんです。
これにより、目から入ってくる余分な情報を遮断できてイップスを克服できる効果があります。
最初は、怖いのですが、慣れてくるとボールを意識することなくアプローチが出来るのでイップス気にせずボールが打てます。
⑤アプローチだけ左打ちにしてイップスを克服する
アプローチだけ左打ちにするのは最終手段ではありますが、一番効果がある劇薬です。
実際にLPGAの服部真夕プロは、この方法を取り入れてアプローチイップスを克服し、
今年6月にステップアップツアーで復活Vをしました。
ほんとうに何年もの間、アプリーチイップスで悩んでいる人は一度試しても面白いかもですね。
アプローチイップスの悩みが解決できれば、再びゴルフが楽しくなるはずです。
ぜひ試してみてください。
では今回は以上です。
Have a nice golf!