アプローチが苦手な人はコレを練習!コレをやるとソールが滑るようになる!
2023.12.07更新
こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
今回は、「ソールを滑らせるアプローチショットの打ち方」をテーマに記事を書きました。
こんな方いませんか?
ショットは良いんだけど、アプローチになるとダフリのミスばかり
ダフリまでは出ていないんだけど、クラブが芝生に引っ掛かり抜けが悪い
そんなゴルファーさんは、今回の記事を最後まで読んで頂いてソールを滑れせて打つヒントを見つけてくださいね!
YouTubeでも詳しく解説しています
動画なので情報量が多く分かりやすいです。ゴルフの経験に関係なく初心者ゴルファーさんにも理解しやすいと思います。
上げるアプローチは超短く握ってダフリをなくす
先に結論を言ってしまうと、アドレスでグリップを超短く握りましょう。
具体的には、シャフトに指がかかるくらい極端に短く握ってください。
短く握るとわかるのですが、クラブが軽く感じるはずです。
じつは、クラブを軽く感じられるとクラブヘッドからダウンスイングが始まってしまう悪い動作がでにくくなるんですね。
結果としてザックリやダフリが起きにくくなります。
そんなこともありアドレスでグリップを短く握ってほしいんですね。
一点注意するポイントは、このままだと「トップのミス」が出やすくなるので、短く握ったら必ずアドレスで「膝を曲げる」「腰を低くする」ことを忘れないでください。
上げるアプローチはソールを滑らせてザックリを予防
ずばり言ってしまうとバックスイングでクラブを低く上げましょう。
もう少し具体的に言うとソールを15センチくらい引きずるようにバックスイングしてください。
じつはバックスイングを低く上げると、ダウンスイングでもクラブヘッドが低く戻ってきます。
これが出来るとクラブのソールを滑らせるような打ち方が、しっかりできるのです。
これとは逆にクラブを高く上げてしまうと、クラブが鋭角に下りてくるようになり、
結果的にクラブのリーディングエッジ(歯の部分)が芝生に刺さりやすい打ち方になってしまい、
少しでもボールの手前を打ってしまうとザックリになってしまうのです。
しかし、私が言うと…
僕は打ち込む打ち方で上手く打ててます
と思う方もいるでしょう。
そんな方は、その打ち方で大丈夫です!
でもダフリやザックリで悩んでいるゴルファーさんは、バックスイングを低く上げてソールを滑らせる打ち方をしてみてくださいね。
そしてソールを滑らせる打ち方は少しボールの手前を打ってしまったとしても、ソールが滑ってくれるのでザックリなどの大怪我をしなくて済みます。
そんなこともあり、バックスイングを低く上げてソールを滑らせる打ち方をしてほしいんですね。
■そもそもアプローチの基本が分からない方に読んでほしい記事
上げるアプローチも下半身リード
結論、ダウンスイングを下半身リード(骨盤の回転)から始めましょう。
つまり手打ちを抑制することが大事なんですね。
手打ちでアプローチをしてしまうとクラブヘッドを鋭角に打ち込み過ぎてしまうのですが、
骨盤の回転を上手く組みわせるとクラブヘッドを打ち込む角度を少し鈍角にすることができるのです。
でもこう私が言うと…
ショットは意識できるけどアプローチは難しいな・・・
と感じる方がいると思います。
たしかにそうかもしれませんね。
そこでアプローチでも簡単に下半身リードができる方法を紹介しましょう。
- オープンスタンスでアドレスします(足を目標よりも左へ向けます)
- スタンスだけでなく骨盤も左へ向けます
スタンスは左へ向けていても骨盤までは左へ向けていない方もいるはずです。
下半身リードをしやすくするためにアドレスで骨盤も左へ向ける工夫をしてみてください。
単純ですが無意識で下半身リードでアプローチができるようになります。
少し特殊なので、しっかり練習をしてからラウンドで試してみてくださいね。
今回はソールを滑れせて、アプローチでダフリやザックリなど大きなミスを予防する方法を紹介しました。
アプローチはスコアメイクの要です。ミスの無いアプローチを武器にしてベストスコア更新に挑戦してくださいね。
今回は以上です。
Have a nice golf!