中級者ゴルファーさん「右足体重スイングが直ったら、今度は突っ込みスイングになってしまった。突っ込みスイングのせいでボールが上がらない、どうしたら直るんだろう・・・」
今回はそんな経験者豊富なゴルファーさんのお悩みを解決します。
本記事の目次
- 突っ込みスイングとは?
- 突っ込みスイングはなぜダメなのか?
- 3ステップで突っ込みスイングを直す
突っ込みスイングとは?
ダウンスイング時に体(スイング軸)が目標方向へ大きく流れててしまうスイングエラーのことを言います。専門用語では「スライド」と呼ばれています。
そして、突っ込みスイングはテニス経験者や中級者以上のゴルファーに多いスイングエラーです。
突っ込みスイングはなぜダメなのか?
突っ込みスイングになるとインパクトからフォロースルーでスイングが詰まってしまい骨盤の回転が止まったり、左肘が縮んだりします。クラブのロフト角度が少なくなった状態でインパクトしやすくなり、打球が低くなります。
さらにクラブヘッドがボールに向かって鋭角に打ちこまれるのでテンプラのミス(クラブフェースの上部に当たるミス)が出やすくなります。結果的にボールが上に上がり過ぎてしまい飛距離も出なくなります。
3ステップで突っ込みスイングを直す
では3ステップで突っ込みスイングの直し方を説明していきましょう。
- 左足を地面から浮かして右足1本で構えます
- 浮かせた左足を地面に付けないようにして素振りをします
- 片足でボールを打つ
突っ込みスイングの人は、浮かせた左足を地面についてしまうはずです。しかし、3分くらい繰り返し素振りをすると体が慣れてきて片足で立ていられるようになります
慣れてきたら、つぎに片足のままで打球をしてみましょう。そして最後はいつも通りに構えてボールを打ちます。
この3ステップで簡単に突っ込みスイングを直すことができます。
いきなりボールを打たずに、最初は素振りから始めましょう。慣れてきたらハーフスイングやスピードを抑えたスイングでの打球に挑戦してみてください。最終的にはフルスイングでの打球に繋げられればOKです!
スイング矯正は素振りやハーフスイングから初めて、徐々に振り幅を大きくし、通常のスイングへ繋げていくことがコツです。
そしてラウンド中は、右足1本での素振りをショット前にすることで突っ込みスイングを予防することができます。ショット前の準備動作としても、ぜひおこなってみてくださいね。
今回は以上です。Have a nice golf !
[…] ※スライドについては過去に書いた記事(スライドを直す方法)で詳しく説明しています。 […]