ゴルフでトップする原因と簡単に直せる3つのコツ【明日ゴルフでも間に合う】
2022.08.08更新
エンジョイゴルファーさん「ダフリは直ったんだけどトップのミスが出始めてしまった~。ゴロばかりでゴルフがつまらなくなってる・・・」
今回はそんなトップの悩みを解決できる記事を書きました。
この記事を書いている私はゴルフ歴34年、2000年にプロテスト合格、コースレッスン開催数3500回のプロゴルファー宮下芳雄です。
ではさっそく見てみましょう。
トップしてしまう原因ベスト3
まずはトップのミスが出てしまう原因を考えてみましょう。スイングエラーについては下記の3つが考えられますね。これを深掘りします。
①前傾角度が伸び上がる
バックスイングで前傾角度が伸び上がる場合(フラットショルダープレーン)の対処法は2つです。
- ボールしっかり見てバックスイングする
- 左肩をボールに近づけるイメージでバックスイングする
少し比喩的な言いかたになりますが、バックスイングで胸元を地面へむけて沈ませるイメージでOKです。
ダウンスイングで前傾角度が伸び上がる場合(アーリーエクステンション)これを改善するには3つのポイントを意識しましょう。
- 「胸元を下(地面)に近づけるイメージ」
- 「骨盤の回転」
- 「尾てい骨の位置を保ちながらスイング」
などなどを意識しながらフォーム改善をしたいですね。とくに骨盤の回転を意識することが重要です。
その理由は、ダウンスイングで骨盤がを回転できないとスイングがつまってしまうからです。そしてスイングがつまると上半身が窮屈になり、結果として伸び上がりスイングになってしまうのです。
そんなこともあり、胸元を下へむけて尾てい骨の位置を意識して、骨盤を回転させてほしいのです。同時に3つの動作をおこなうことは難しいですが少しだけ頑張ってみてくださいね。
②アッパー軌道でスイングしている
アッパー軌道のスイングを改善する方法はシンプルにダウンブローに打つことです。そしてダウンブローで打つためのポイントを箇条書きで書いてみました。
- ハンドファーストで構える
- ダウンスイングを下半身から切り返す
- ダウンスイングでコックをほどかない
- 左足へ体重移動する
他にもいっぱい気をつけるべきことはありますが、この4項目くらいを意識してスイングをするとアッパー軌道を矯正することができて上から下へクラブヘッドを打ちこむ打ち方(ダウンブロー)でスイングすることができるようになるはずです。
③インパクトで腕が縮む
インパクトで腕が縮むとクラブヘッドがボールに届かなくなるのでトップのミスが出やすくなります。
つまりインパクトで腕を伸ばせるようにすればいいんですね。そのための秘策が「インパクトで止める素振り」です。
具体的なその方法は下記の通りです。
まず上の写真のようにクラブヘッドを腰の高さまでバックスイングをします。このときに両腕が曲がらないように気をつけましょう。
そのあと、クラブを振り下ろし、インパクトでクラブヘッドを止めながら地面を打ちます。この素振りをするときの注意点が2つあります。
1つ目はパンチショットを打つようにインパクトでしっかりクラブヘッドを止めて地面を打つことです。つまり、フォロースルーは出さないんです。フォロースルーを出してしまうと腕が伸びなくなります。
2つ目は腕の振りに骨盤の回転を加えることです。骨盤の回転を加えるとボールの手前を打ってしまうミスを予防することができます。
この特殊な素振りと打球練習を交互にくりかえしおこなうことで、腕を伸ばすためのトレーングになるんですね。
合わせて読んでほしい記事
明日ゴルフでも間に合うトップを直すコツ
最後は、短期的にトップをなくす方法を紹介します。明日、突然のゴルフになったとしてもすぐに結果を出せますよ。急なゴルフになってしまい焦っている方は、ここの記事を忘れないでください。
①止める素振り
前の項目ですでに書いてしまった方法です。この方法が一番効果的だと私は考えています。フォロースルーまでクラブを振らずにインパクトでクラブを止める素振りです。
②膝を深く曲げて構える
膝を深く曲げると重心が低くなるのでトップのミスがすぐに直ります。とくに初心者ゴルファーの方に効果的です。
③胸元を沈めるイメージ
ダウインスイングで胸元を沈めるイメージでスイングをしましょう。ポイントはかなり大袈裟に沈める動作を行うことです。
この3項目のうちどれか1つだけをやってもよいですし、組み合わせても面白いと思います。
トップを簡単に直す鉛チューニング
最後はゴルフクラブをチューニングすることでトップのミスをなくす方法です。こんなゴルファーさんにオススメです。
- 忙しくて練習する時間がない人
- コツコツ練習するのが苦手な人
- 何かに頼りたい人
とてもシンプルではありますがゴルフ用の鉛を使います。鉛をクラブに貼り、クラブの総重量を重くします。これによりトップのミスが出にくくなるのです。具体的には手元側に鉛を貼るとクラブ全体の重量が感じられるようになります。
さらにヘッド側にもゴルフ用の鉛ゴルフ用の鉛ゴルフ用の鉛を貼るとスイングイメージを変えずに重量だけを変えることができます。鉛チューニングもぜひ試してみてくださいね!
今回は以上です。
ではHave a nice golf!