なぜ、あなたがショートアイアンを失敗してしまうか?4つの理由【15年の実績から解説】
こんにちは宮下芳雄です。
今回はショートアイアン(8番、9番、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ)の打ち方を解説します。

初心者ゴルファーさん「100Yくらいはグリーンに乗せたいな」「そもそもショートアイアンの打ち方を知らない。教えてほしい」
そして100が切れないで悩んでいる人はこのショートアイアンが上手く打てるようになると、意外にも100が切れたりします。
まだ100を切ったことがない人、平均で100切りが目標のゴルファーさんはぜひ最後までご覧ください。
本記事の目次
- ダウンスイングは骨盤の回転を意識する
- ショートアイアンは方向性を重視するクラブ
- 具体的な振り幅はどうなのか?
- 意外な落とし穴、ボールの位置を再チェック
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ダウンスイングは骨盤の回転を意識する
ピンまで100Yくらいの距離になると、多くのゴルファーは「グリーンに乗せたい」「ピンの近くに寄せたい」と思うはずです。
そうすると無意識に力が入り過ぎてしまったり、リズムが速くなってしまうものです。
これにより結果的にフォームが崩れてしまいミスショットになってしまうのです。
とくに上半身に力が入ってしまい「手打ち」になってしまうことが多くなるのです。
結果的にインパクト時の開閉タイミングが狂いボールがイメージとは違う方向へ飛んだりします。
そんなこともあり、ショートアイアンは他のクラブを同じように下半身主導(骨盤の回転)を意識してスイングをするのが正解です。
ショートアイアンは方向性を重視するクラブ
ショートアイアンが上手く打てていない人のスイングを観察すると、ドライバーを打つようにフルスイングをしていることに気づきます。
結論から言ってしまうと「ショートアイアンは飛距離を出すことが目的ではなく、方向性を高めてグリーンへ乗せることが目的のクラブ」なのです。
つまり、ドライバーのようにシャフトが首に巻き付くようなスイングではなく、バランスを崩さないように、80%くらいに振りを抑えたスイングをすることが正解です。
コンパクトスイングがショートアイアンを上手く打つ近道なんですね。
具体的な振り幅はどうなのか?
私がショートアイアンを打つときは、テークバックでグリップが右耳まで上がったらダウンスイングを切り返すようにしています。
コンパクトなスイングは飛距離が出ないと思う人も多いかもしれませんが、意外にコンパクトスイングでもショートアイアンはあまり距離が変わりません。
なので、ショートアインはフルスイングではなく80%くらい振り加減でスイングしていきましょう。
80%を心がけることで「ミート率」「方向性」が高まり、結果として方向性、ミート率が良くなるはずです。
意外な落とし穴、ボールの位置を再チェックする
最後はボールの位置です。
結論を最初に言ってしまうと、ボールの位置はスタンスのセンターより右へ置きましょう。
その理由は2つあります。
①上がり過ぎを抑制する
ショートアイアンは元々ボールが上がりやすいクラブです。
ボールを右足寄りに置くことでボールの上がり過ぎによる距離のロス、
打球の上がり過ぎによる風の影響を抑える効果があります。
②左へのミスが少なくなる
ショートアイアンはロフト角が多く、さらにシャフトが短いため、
他の番手よりもボールの捕まりが良く、そのため左へのミスが出やすくなります。
そんなこともありボールを右へ置くことにより、左へのミスを予防することができるのです。
今回は以上です。
これからはショートアイアンの練習量を増やし、100切りできるアイアンショットを目指して頑張ってくださいね。
Have nice golf!
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