アーリーリリースを直さないゴルファーはゴルフ上達の遠回りをしている!
2021.06.01投稿
初心者ゴルファーさん「ダウンスイングで手首がほどけてダフるのは分かるんだけど直らない。手首のほどけは、どうしたら直るのかな?手首がほどけないようにするための練習方法を知りたいな!」
こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。今回はダウンスイングで手首がほどけてしまう(アーリーリリース/キャスティング)悩みを解決します。
【本記事の目次】
- 手首をストレッチすると手首のほどけが直る!
- グリップエンドをボールへ向けてクラブを下ろすことが行えているか?
- アーリーコックを行うことが矯正のコツ!
- なんでキャスティングって言うの?
YouTube動画で詳しく解説しています
動画なので情報量が多くて分りやすいです。ゴルフ初心者の方でも簡単に理解できます。
手首がほどけると、どんなミスが出るの?
じつは手首がほどけるといろいろなミスが出やすくなります。おもなミスショットは下記の通りです。
- 飛距離が出なくなる
- ボールの弾道が上がりすぎる
- ダフりのミスが多くなる
順序立てて詳しく解説しますね。
飛距離が出なくなる
手首がはやくほどけるとヘッドスピードが上がりにくくなり飛距離がでなくなります。
ボールの弾道が上がりすぎる
ダウンスイングで手首がはやくほどけてしまうと、打球が前方ではなく上方へ向けて飛んでしまい飛距離がでにくくなります。
ダフりのミスが多くなる
手首がほどけるのがはやいと、ボールの手前を打ちやすくなります。その理由は、正しいい軌道よりクラブヘッドがインサイドから降りてきやすくなるからです。
つぎの項目では具体的に、コッキングをほどける動作の直し方を分かりやすく説明していきます。つづけてご覧ください!
手首をストレッチすると手首のほどけが直る!
ずばり手首のほどけを直すには手首柔軟性がとても重要です。その理由は手首が堅いと、バックスイングで手首のコッキングが入りにくくなるからです。
さらにコッキングが深く入ると、ダウンスイングで手首の角度がほどけにくくなるのです。
そんなこともあり手首のほどけを直すには手首柔軟性がとても重要なのです。対処法としては手首のストレッチを行い、柔軟性を高めることがオススメですね。
コックがほどけにくくなるストレッチを順序立てて説明していきましょう。
- 上の写真のように右手で左手親指先をさわる
- 痛くならない程度に左手親指を腕側へストレッチ
- ストレッチしたまま5秒間カウントをする
- 反対の左手も同じ手順でストレッチをおこなう
大切なことは、痛くならない程度にストレッチさせることです。ケガに十分きをつけながらストレッチをしてみてください。
グリップエンドをボールへ向けてクラブを下ろすことが行えているか?
結論、手首のほどけを直すにはグリップエンドをボールへむけてダウンスイングをしましょう。その理由はダウンスイングの切り返しをクラブヘッドからおこなうと、手首がほどけてしまうからです。
ダウンスイングについて深掘りして説明すると「骨盤→胴体→肩→腕→グリップエンド→クラブヘッド」の順番で体を動かし、振り遅れそうなイメージでクラブを下ろすことが理想です。
そんなこともあり、クラブヘッドではなくグリップエンドをボールへ向けてダウンスイングをしましょう。初心者ゴルファーさんには、難しく感じると思いますが、少しだけ頑張ってくださいね。
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アーリーコックを行うことが矯正のコツ!
次にバックスイングです。写真のようにアーリーコックでバックスイングスイングをしましょう。
ちなみにアーリーコックとは、バックスイングと同時にコッキングをすぐに始める動作のことを言います。
手首がほどけやすい人はバックスイングで早目にコッキングを固めてしまうと、ダウンスイングで手首がほどけにくくなります。
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まとめ
手首のほどけが直るとナイスショットの確率が上がってきます。さらに手首がはやくほどけないことにより、飛距離のパワーソースも大きくなり飛距離アップ効果も期待できます。
動作が大きく変わるとやりにくさがあると思いますが、慣れると意外にできるようになります。手首のほどけを改善するのは、少し難しいですが、繰り返しトレーングすることで正しい動作が身についてきます。
挫折しそうになっても、焦らず自分のペースでじっくり練習し、手首の動作を固めてくださいね!
ダウンスイングの動作がよく分かる記事
ではまた次回です。
Have a nice golf !
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