【これを知らないと上達の遠回り】ミドルアイアンが上手く打てない原因5選
2023.12.07更新
こんにちはプロゴルファーの宮下芳雄です。
私は、毎月18回ゴルフ場でラウンドレッスン、赤坂でインドアレッスンを週4回おこないながらYouTubeやブログ、SNSなどでゴルフ上達の情報発信をしています。
そして今回は「ミドルアイアンが上手く打てない原因5選」をテーマに記事を書きました。
こんな方いませんか?
ミドルアイアンの打ち方を詳しく知りたいな
ミドルアインはどんなときに使えばいいのか教えてほしい
そんなお悩みを解決します。
ミドルアイアンの基本基礎
① ミドルアイアンの構え方
ミドルアイアンの体重配分は、右5、左5の左右対称の体重配分が基本です。
スタンス幅の広さは肩幅くらいがベストです。
さらにボールの位置は体の真ん中(スタンスの中央)が理想です。
② ミドルアイアンの振り方
じつは、ミドルアイアンだからといって特別なスイングをする必要はありません。
ミドルアイアンも他のアイアンと同じイメージでクラブを振りましょう。
■YouTubeでより詳しく解説をしています
動画なので情報量が多いのでわかりやすいです。とくにゴルフ経験の少ない初心者さんは動画の方がイメージしやすいですね。
③ ミドルアイアンの注意点
結論を言ってしまうとミドルアイアンは飛距離より方向性を重視しましょう。
その理由はミドルアイアンはグリーンを狙って打つクラブだからです。
でもこう言うと…
なにを意識したら方向性が良くなるのかな?
と思う方もいると思います。
具体的には下記の通りです。
方向性を安定させるコツ
・クラブを短く握る(振りやすくなる)
・スタンスを狭くする(体を回転しやすくなる)
・80%の振り加減でスイングする(ミート率が良くなる)
この3つを意識してミドルアイアンの方向性を安定させてほしいです。
そもそもミドルアイアンってなに?
ずばり言ってしまうとミドルアイアンは5番から7番のアイアンの名称です。
最近では5番アイアンを使うゴルファーが少なくなってきているので実際には6番と7番がミドルアイアンと言ってもいいでしょう。
ゴルフのルールでプレイ中に使えるクラブは14本以内と定められています。
その14本のクラブ中で、真ん中に位置するクラブがミドルアイアンということもあり、
ウォームアップで一番最初に打ち始めるのがミドルアイアンだったり、
スイング作りの練習でよく使われるのがミドルアイアンだったりします。
そんなこともあり多くのゴルファーさんが7番アイアンを使い練習をしていますね
ミドルアイアンはどんなときに使うの?
ずばり言ってしまうとグリーンまでの残り距離が、ちょうどミドルアイアンの飛距離と一緒だったら使いましょう。
その他にミドルアイアンを使う場所や状況を具体的に紹介します。
続けてご覧ください!
① 傾斜はミドルアイアンを使いましょう
ずばり傾斜からはミドルアイアンを使いましょう。
その理由はシャフトがあまり長くないのでスイングしやすいからです。
しかし、こう私が言うと
試合でプロゴルファーは傾斜からフェアウェイウッドを使っていたけど…
と思う方もいるでしょう。
たしかにプロゴルファーは傾斜からでもフェアウェイウッドを使ったりします。
しかし、ゴルフキャリアの短い方や傾斜を苦手にしている人はフェアウェイウッドを使うとミスが多くなるはずです。
そんなこともあり傾斜ではミドルアイアンの選択がオススメです
■傾斜からミスが多い人に見てほしい動画
② ラフからはミドルアイアンがオススメです
芝生が長いラフは、ロフト角がある程度ありボールが上がりやすいミドルアイアンがオススメです。
こう言うと
深く沈んでいるラフはミドルアイアンは無理でしょ!
冬のラフはフェアウェイウッドやユーティリティでも打てるよ
と思う方もいるかもしれませんね。
たしかにその通りです。
ゴルファーのキャリアや筋力などによってミドルアイアンではなくフェアウェイウッドでも良かったりなどの違いがあります。
季節などにより細かな状況の違いがあるので自分の判断でクラブ選択をしてほしいですね。
■ラフから上手く打つコツの動画
③ フェアウェイバンカーはミドルアイアンを使うべき!
ずばり言ってしまうとフェアウェイバンカーからはミドルアイアンがオススメです。
その理由は2つです。
- ミドルアイアンだとバンカーのアゴを越える弾道が打てるから
- ミドルアイアンだとある程度の飛距離を稼ぐことができるから
そんなこともありフェアウェイバンカーではミドルアイアンがオススメなのです。
ミドルアイアンの特徴や特性とは?
ミドルアイアンの特徴や特性をさらに詳しく説明しましょう。
① 適度にボールが上がる
ミドルアイアンは打ったボールが上がり過ぎなかったり、低すぎたりしません。
つまりちょうどよい弾道のでボールを打つことができます。
いろいろな状況で使えるクラブがミドルアイアンなんですね!
② シャフトの長さがちょうどいい
ミドルアイアンはシャフトが長すぎないのでとても振りやすいです。
言い方を変えるとスイングをしやすいクラブです。
じつは私も研修生時代はミドルアイアンを使ってスイング作りをしました
ミドルアイアンが上手く打てないときの対処法
ずばり言ってしまうとミドルアイアンがどうしても上手く打てないときは、無理して5番アイアンや6番アイアンを使わなくても大丈夫です。
その理由は、女子プロやゴルフ上級者でも5番アイアンを使わず、その代わりにユーティリティを使う人がほとんどからです。
難しい5番アイアンや6番アイアンを無理に使うよりも、やさしく打てるユーティリティを使ったほうが良いと私は考えています。
しかし、こう言うと…
私は男子プロのように5番アイアンを使いたい
ヘッドスピードが速いのでユーティリティだとボールが上がり過ぎる
と思う方もいるかもしれませんね。
そんな方は、ぜひ5番アイアンに挑戦してみてください。
しかし、多くのゴルファーさんは簡単に楽に良いショットを打ちたいと思っているはず。
そんなこともあり無理して5番アイアンは使わなくでも大丈夫だと思います。
■合わせて読んでほしいユーティリティが簡単に打てる記事
【簡単】マスターすればゴルフが楽になるユーティリティの打ち方とコツ【クラブの選び方も解説】
今回は以上です。
みなさんもミドルアイアンを安定して打てるようになりゴルフ上達を目指してください。
ではHave a nice golf !!
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